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土岐市インフラ整備レポート2025.03.27
岐阜県土岐市で進めてきた陶元浅野線の道路新設工事の一部が、令和6年3月27日に完成検査を迎えました。
この工事は、地域の暮らしを支えるインフラ整備のひとつ。
安全性の向上や防災への備え、交通の利便性アップなど、さまざまな目的があります。
■山を切り開き、新たな道を
今回の区間では、約50,000立方メートルの山を掘削し、道路を通すための準備を行いました。
掘削後の斜面には、崩れを防ぐための法面(のりめん)保護工事を実施。
安全で安定した地盤に整えています。
険しい地形を切り開く作業は、見た目以上に手間も時間もかかります。
それでも、地域の未来のために、ひとつひとつ丁寧に進めてきました。
■ 9月末の完成を目指して作業は続く
検査の写真をご覧いただくと分かる通り、道路そのものはまだ完成していません。
今回終わったのは、全体の中の一つの工程にすぎません。
これから先、あと3つの工事が控えており、9月末の完成を目指して作業は続きます。
安全に気を配りながら、引き続き、着実に工事を進めていきます。
■背中で語る現場の思い
現場で働く技術者や作業員たちは、寒さや暑さの中でも、常に安全を意識しながら作業を続けてきました。
ときには重機を操り、ときには細かな作業を手作業で。
まさに“土木屋の背中”が語る、責任と誇りのこもった仕事です。
■暮らしを支える道づくりをこれからも
土岐市では、こうしたインフラ整備を通じて、
**「見えにくいけれど、なくてはならない部分」**を大切にしたまちづくりを進めています。
道路がつながることで、日々の移動がスムーズになり、災害時の対応力も高まります。
陶元浅野線も、その一歩となる工事です。
今後も、安全・安心なまちのために、信頼される工事を一つずつ積み重ねていきます。